校正について
校正とはJIS Z 8103で「計器または測定系の示す値、もしくは実量器または標準物質の表す値と、
標準によって実現される値との間の関係を確定する一連の作業」とされているように、
「器差」を知ることが目的であり、修正、修理、メンテナンスといった作業は含まれておりません。
校正作業にて修理や部品の交換が必要と判明した場合、別途連絡いたします。
校正しないとどうなるの?
定期的に校正されていない試験機では、
正確な数値が期待できない可能性があります。
重大な事故に繋がる可能性があります。
測定値の正当性を確保するためには、規定された間隔で国際または国家計量基準にトレーサブルな計量標準を用いた校正が必要です。引張試験機は1年以内の校正を推奨しております。
参考 (JIS B 7721:2018 抜粋)
校正の間隔は,試験機の形式,保全水準及び使用量に依存する。特に指定されない限り,校正の間隔は12 か月を超えないことが望ましい。校正は,試験機を移設したとき又は大きな修理若しくは調整を行ったときにも実施しなければならない。
詳細点検のご案内 Detailed Inspection
トラストでは校正と合わせて詳細点検(別途有償)を行っています。
[事例紹介]御社の試験機はこのような危険な状態になっていませんか?